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白い球体になりたい

音楽好きだし、ゲイだし、世界が終わらないことも知ってる

猫になりたいという曲(後編)

こんにちは。前半からの続きです。スピッツの言わずと知れた名曲「猫になりたい」をバンド目線?みたいなところから重箱の隅に歯医者の吸い込むやつを押しつける感じのブログです。今日で後半で無事最後までたどり着けるかな……?っていうか引いてる?みんな引いてる?わかる!引くよね!おれこうやって音楽聴いてる人周りにいたら引くもん!でもいいの!続けます!

 

前編でBメロまでいったので今回はサビからですね。

 

サビ;ベースはルート・ギターは例のアルペジオ・タイトなドラム

ほぼほぼ構成や盛り上がりっぷりはイントロと同じですが、オルガンが入っています(Bメロでもオルガンがいい仕事してるんですよ〜〜〜オルガンでぶって殺してくれ〜〜〜〜)。少し厚みが出ていますね。サビだよね〜〜〜〜〜〜〜〜猫になりたいよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さてサビ前、やはりドラムです。フィルインがスプラッシュシンバルの4部音符のみです(ここでドラマーは膀胱の30%くらいのションベンをちびります)。そしてサビでは何もしない……本当に何もしない……オルガンが歌と追っかけするだけ……。しかしそうすることでサビのメロディの美しさがこれでもかと際立っています。そして合間に入るこの軽いスプラッシュシンバルが本当に優しい音です……

そして「消えないように傷つけてあげるよ」の直後に例のモチーフが入ります(二回目)。そしてここのドラム、タムのフラムを2回とバスドラだけ。上手にAメロのトーンまで落とします。ぎらぎらしたシンバル類やスネアではなく、タム系のこもった音だけを使っています。このフィルインはたぶんそうそうコピーできないタイプのフィルインで、フラムだけじゃなくてフラムの大元にある四分音符を丸ごと遅らせているのではないでしょうか?この辺をドラマーの人と議論したい……

打ち込みやってる人ならわかると思うんですけど、ドラムを8分とか4分とかジャストのタイミングに音符を並べてもなんだか変な感じのビートになります。これを丸ごとすごく小さいタイミングだけ前にずらして鳴らすとなんだか人間が叩いてるっぽいビートになります。このようにグルーブ感とかノリとかは実はジャストタイミングでドラムを叩いたりして実感させているのではなく、少し音符を早くたり遅くしたりして作り出しているのです(きっとそう)。

でここのフィルインね、少し遅らせているんじゃないかな?と思うんですけどどうですか?もうなんかよくわかんないけどすごい良くないですか?すごい良くないですか?

 

2Aメロ;Aメロに同じ

 そしてここで裏でこっそり弾いてるギターについて述べます。気づきましたか?このギターのコードトーンを変えていくタイミングがBメロのシンコペーションと一緒なんですけど気づきましたか?さらに「シチリア」と合わせてきてるのわかりますか?ドシェーそんなんただの偶然やろ〜なんて絶対そうじゃない。Bメロのリズムリズム変更をこれでさりげなく予感させることで自然とBメロへ入れるんですよ……スルッと展開が変わっていくと散々述べていますがこういうさりげなくちりばめている音符が淡々とした進行を違和感のないものにさせている……涙……

 

2Bメロ;Bメロに同じ

さてここで超絶技巧ドラム・崎山氏がキバを剥きます(フィルイン全てが素晴らしいので全部解説したいけど無理と悟りました)。「街は季節を嫌ってる」の直後。クラッシュ→タム→ハイハット16分(ゴースト)→アタマでハイハットオープンです。ここでドラマーは膀胱に残された全てのションベンを喪失します。

ハァ〜〜〜〜〜〜?何この〜〜〜〜〜?ハイハット16分のゴーストが入ることで〜〜〜〜〜〜???直後のハイハットオープンがめちゃくちゃ際立ちます。こんな芸当ができるのはハイハットがゴーストの崎山氏だけです…抱いて……

 

2サビ・ギターソロ;

さて再び崎山氏のサビ前のおフィルインです。8分です。全部8分。凡人ではここで16部の大体タム回しを叩いてしまいます(私もその一人です)。なぜなら8分でフィルインを叩くのは怖すぎるから。意外とリズム揺れやすいし、うっかり変な音符を叩こうものならめちゃくちゃ目立っちゃうし、雰囲気スカスカになっちゃいそうで怖い……と凡人なら思います。しかし崎山氏はそうじゃないんですよね〜〜〜8部で成立させるか〜〜〜〜〜〜イケメンかよ〜〜〜〜〜〜どういう仕組みだよ〜〜〜〜〜〜

 

ギターソロねいいよね〜〜〜〜僕スピッツのギターソロがすごい好きです。スピッツって絶対にギターソロいれてくるから好き。しかも毎回ちゃんとソロなんですよね。適当に弾きました〜みたいなソロじゃない「ちゃんと一番いいフレーズを持ってきたよ」っていうソロだから好き。ディレイ入れているけどこれは絶対趣味だろうな。このディレイがすごい怖い感じしますよね。ちょっとした狂気を感じる。しかもまたサッキー(崎山氏)が8分で押しちゃうし……もう……っ……

 

ラスサビ;

ここではじめて、スピッツ平常運転となります。ベースは本当に最後の最後まで我慢して本当にエラい。すごい大人なベースですよね。サッキーはもう自由にハイハット入れますし。しかもこの曲ではやってないけど他の曲だとハイハットオープンのゴーストでハイハットの開け具合を調整していちいち音符長さを変えてるからマジで抱いてほしい。頭おかしいもん。

最後のクラッシュシンバル二回からイントロのフェードアウトでいざなわれます。絶対ここで人死んでると思う。大森靖子さんが「スピッツさんの音楽は宇宙みたいで、宇宙が怖いから聴けない」と言っていた気持ち、少しわかります。このフェードアウト、宇宙空間でパッと離されちゃって地球から遠ざかっていく感じのするもん。しませんか?ゆらゆら帝国より全然僕はスピッツが怖いです。猫になりたいという歌なのに宇宙を彷彿させてるの頭おかしくない?(宇宙猫?)

 

それにしても歌詞もアパートとか霊園とか出てくるのに全く一切生活感がなく幻想的なのは草野マサムネ氏の手腕というか、すごいですよね。意味わかんない。今回は演奏面の解説ばっかりになりましたがまた今度は楽曲面でもこういうお話をしたいですね。するかもしれません。とりあえずよくわかんなかったけど読んだよっていう方もしいたら超ありがたいんですけどスピッツのドラムすごいんだぞとだけ伝わっていたら本望です。キモかったかもしんないけど最後まで読んでくれてありがとう!もしこの音符もよかったよ!っていう話あったら是非聞かせて!あとこういう話を延々しながらあさまで飲み明かすメンバー募集してます!以上!