白い球体になりたい

音楽好きだし、ゲイだし、世界が終わらないことも知ってる

楽曲解説

誰にも浮かばれない曲たちがかわいそうになってきたので、聞かれてもいないのに楽曲解説しようかなって思ったのでキーボードを叩いています。飽きるまではやります。

 

別れ話

某氏のツイートで、「ドアを閉めて恋人じゃなくなる瞬間は、何回やっても悲しい」っていうのがあって(原文からかけ離れてます)、ああわかるーと思って。このテーマで曲を書きたいな〜とずっと思ってたんですけど、その時はまだそういうことも音楽に昇華できるくらいにはなってなくて、最近ようやくできた感じです。悟りとか開けそうです最近。

付き合ってることをオープンにしない人とかいるじゃないですか。そういうカップルの終わりって、本当に二人しか知らないんだなって。思いました。

 

YUKIになれなかった君へ

僕もYUKIを狂ったように聴いていた時期がありました。僕はゲイなんですけど、たま〜に「あ〜〜女の子になりたい〜〜」って思うときがあります。やっぱり女の子って、大変だけど、かわいいし、いろんなことが許されているような気がするんですよね。ヒールとかだって履いてみたいなぁって。思ったりします。でも、女装がしたいわけじゃないんですよね。女の子になって、子供が産みたい!とかそういうのでもない。純粋に、かわいい女の子になって、かわいい女の子の格好とか、女の子の歌を歌ったりしてみたいなぁって思うときの曲です。

 

君にはノンケでいてほしい

「ノンケへの恋」みたいな、本当に禁断中のド禁断を描いてみたかったのと、ずっとノンケだった友人が最近女装子にハマってて、「この野郎…」と思って書いた曲です。でも「身勝手な願い」と指摘されてハッとなりましたね。ノンケでいてほしいなんて、確かにそんなの決められないし、この先どうなるかわからないじゃんって。でも君にはノンケでいてほしいっていう願いは、ゲイがあかんとかそういうのでもなく、ノンケでいてほしい願いっていうより、ノンケという藁みたいな希望にすがるような、個人的にはそんな気持ちです。一番気持ち入っちゃう曲。パロディネタはsyrup16g「生活」。

 

イケメン国

いわゆるガチぽちゃでモテる友人が、当時急にゲイバーとかに出たがっていて、それを受けてなんとなくできた曲です。きっとイケメンの世界って、楽しいんですよ。周りにイケメンしかいないから。僕の周りにはあんまりイケメンはいないんですけど、僕は僕なりにそれで楽しいんです。だけどイケメンがどうイケメンがどう言える立場でもなんでもないのが、ちょっと悔しかったりします。シンプルすぎていびつなイケメン国という世界を、遠巻きにみても恐ろしいのに、そこへ行きたいと思う気持ちは一体なんなんでしょうね。

あと「東京へは来ないんですか?」はほんっとめちゃくちゃ言われてたので、ここで歌っておきたかった。

 

東中野

中野にまつわる曲はずっと作ってやるって思ってました。東中野には一回だけいったことがあるだけで、実は何のゆかりもありません。でも、その一回の訪問が個人的には強烈な体験でした。歩くだけで、こう…。

中野にまつわる話で言えば、上京して中野に住んでた友人が、ある日突然引っ越すと言いだして、その理由を飲み込んで言わなかったこととか、その友人が東中野ゴールドジムに体験で行ったとき「自分の身体がみじめすぎて、シャワーも浴びずに帰った」と言ってたこととか(これがサビの歌詞になりました)、別の友人と東京で旅行してたときに、中野でリアルするって言い残して、数時間後わりとスッキリした顔で帰ってきたこととか、僕の中では結構印象はある街だったんで、こうなりました。

シャワーが浴びれない気持ち、すごいわかるんですよね。

 

アンロック

アンロックって告白だよなぁ〜って思って作った曲です。

サウンドクラウドの音源は実はデモ音源と化していて、もっとちゃんと演奏してちゃんと作り込んだバージョンがあるんですが、公開するタイミングを完全に逃しています。

 

以上。続きは未定です。